設計の住浦です
本日は外壁の額縁のお話をしますね
通常額縁というのは、絵画などの平面的な造形作品の周囲を限定する枠ですが、
建築では窓や出入り口のまわりを飾る為に取り付けられる木材のことを言います。
お家の壁面に額縁を取り入れると、独立した空間として際立ち、外観の視線を集中させることが出来ます。
ヨーロッパの中世建築では華麗な装飾がほどこされた装飾品として愛されていました。
現代では形はシンプルですが、額縁の出幅や色によって印象を変えて、
お家や周囲の景観や環境と調和した造りになっています。
窓とは暑さや寒さから守り、しかも明るさを採り入れて、さわやかな風を取りいれることが出来る機能があります。窓のある暮らしは快適な暮らしを作る為の大切な要素の1つですが、住まいに表情を与える役割も果たしています。外壁にデザインの一部として印象に残る外観つくりも長くお家を楽しんで頂く為には大切なことですね。
<人生を愉しむ家 Gojyou>