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勾配天井

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こんにちは。

設計の白須です😊

 

今回は、『勾配天井』についてお話したいと思います。

 

居室の天井高は、建築基準法上 平均2.1m以上 にしなければなりません。

これは、室内の空気容量を確保するためです。

ただし、トイレや納戸などの普段、長時間滞在しない場所は居室ではないので、2.1m以上確保しなくても大丈夫です。

なので、階段下にトイレを設けることができるのです!

 

さて、本題に戻りますが、『勾配天井』の魅力について勾配天井の施行例写真をお見せしながらお話しますね(^^)♩

 

 

 

一番の特徴は天井高が高いため、空間が広く感じます。

写真だと、伝わりづらいかもしれませんが、、、

1階だと吹抜けを作って天井高を高くできますが、2階建ての2階だと吹抜けはできないですね。

こんなとき勾配天井にすることで、天井高を高くすることができます。

 

 

化粧梁がアクセントになっておしゃれですね。

梁は、本来構造躯体として天井の上に隠れて見ることがあまりありませんが、化粧柱や化粧梁をあえて見せることで、インテリアの一部として楽しむことができそうですね!

 

 

換気、採光の面でも良い事があります。

あたたかい空気は上昇、つめたい空気は下降するので、

写真のように勾配天井で高くなった部分に開閉できる窓を設けることで、空気の流れをつくることができます。

そして、窓を大きく取れるので、多くの光が入ってくるので、明るい部屋にすることができます。

 

勾配天井は広い空間を演出するためだけではありません。

 

 

 

寝室など、落ち着いた空間にしたいとき天井高を低くするのもいいかもしれませんね。

ちなみにこちらの写真は、今年のモデルハウス「になります。

ぜひ見に来て、空間を体験してみてください。

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最初に、お話ししたように天井高の平均は2.1m以上必要です。

ですが、平均の高さなので、一部分だけ2.1m以下になるのは大丈夫です。

天井高さを低くしたいときは、勾配天井を使ってみるのもいいかもしれませんね。

 

勾配天井をする上で注意することもあります!

1つ目は照明計画です。空間が大きくなってしまうため、照明の設置位置や個数、種類などを計画的にしなければ、

場所によって照度に差が生まれてしまうので注意が必要です。

 

2つ目はメンテナンスです。化粧梁に埃がたまってしまってもなかなか清掃ができないので注意が必要です。

 

他にも注意すべきことはありますが、上手く取り入れることで、素敵なお家にできるかもしれないですね。

ここまで、読んで頂きありがとうございました。

 

お家づくり🏠の参考になれば嬉しいです☆ミ

 

では、また🙌

 

 

 

 

 

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