こんにちは。
設計の白須です😊
最近、朝晩の冷え込みが強くなってきましたね。
日中は、日の当たる場所だとぽかぽかして、過ごしやすいですが、日陰だと寒いですよね。
体調を崩さないように気をつけてお過ごしください。
先日からスタッフブログで登場している出西窯。わたしも以前行ったことがあり美味しいカレーを頂きました。
器も素敵でしたが、買っていないのでまた今度行ってみて買いたいなと思います。
前置きが長くなりましたが、本題に入りますね!
これから冬になっていき寒さが増々、厳しくなって行きますね。
お家の中では、暖かく快適に暮らしたいですよね。
そのためには、断熱性能、気密性が優れていることが大切です。
また、暖房などの光熱費を抑えることもできます。
「断熱材」という言葉は多くの方が聞いたことはあると思います。
今回は基礎と屋根の断熱の方法についてお話しします。
そもそも断熱とは、、、
室内側と室外側の熱移動を遮断して外気温(冷たい空気や温かい空気)が室内に伝わりにくくすることです。
ポイントは、熱伝導率の低い断熱材を隙間なく施工することです。
□断熱方法
【床断熱と基礎断熱】
●床断熱
床に断熱材を入れ、その下に外気に通じた床下空間があり、その下に基礎があります。このため、基礎のコンクリートは基本的に室内環境とは切り離されています。
≪メリット≫
・安定した施工方法である
・床の温度が安定する
≪デメリット≫
・気密性が基礎断熱より低い
●基礎断熱
床に断熱材がなく、床下空間も室内環境とつながって基礎に接しています。断熱材は、主に基礎立ち上がりの面(外側や内側)に施します。
≪メリット≫
・気密性が高い
・水道管が凍結しにくい
≪デメリット≫
・結露とカビが発生してしまうことがある
・シロアリが侵入しやすくなるので、対策が必要
【天井断熱と屋根断熱】
●天井断熱
天井の直上に断熱材を敷き、天井裏の熱を室内に伝わらないようにするものです。
≪メリット≫
・断熱性能を高めやすい
・冷暖房が効きやすい
・コストが抑えられる
≪デメリット≫
・屋根裏が使えない
・小屋裏の換気量をしっかりと確保する必要がある
●屋根断熱
屋根で断熱する方法で、根太または登り梁の屋根構造内に充填する充填断熱と屋根構造の外側に断熱材を張る外張り断熱に分けられます。
≪メリット≫
・屋根裏が使える
・厚さ対策に効果的
≪デメリット≫
・工事費が高くなる
・断熱材の厚みに制限がある
などなど、断熱の方法によってメリットデメリットがあるので、お家づくりをするときは、普段は目にすることがないものですが、断熱材について考えてみてください。
では、また🙌
<人生を愉しむ家 Gojyou>