みなさん、こんにちは！

工務の田中です。

 

今日は基礎の中にある配筋を支えているものを紹介します。

 

 

これを『サイコロスペーサー』といいます。

このサイコロスペーサーがなぜ必要なのか説明していきたいと思います。

 

基礎の配筋をしたとき、組み立てた鉄筋の位置や間隔が狂うと

基礎の強度に影響を及ぼす恐れがあります。

また鉄筋が酸化したり、鉄筋コンクリート構造物の強度を低下させる結果となってしまいます。

しかし、施工ミス、組み立てた鉄筋への振動や衝撃

生コンクリートを打設する際に作用する圧力などによって鉄筋の位置がずれてしまう恐れがあります。

そういったことを無くし、所定通りの強度を得、構造物の耐久性を確保するためにサイコロスペーサーが使用されます。

 

スペーサーは鉄筋コンクリート内に埋没して構造物の一部となるため

スペーサーの材質・形状・寸法は、場所や目的に応じて適切なものを使用する必要があります。

 

 

また、写真のように均等に入れていくことで、鉄筋のたわみを防ぎゆがみのない基礎ができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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