こんにちは

工務の澄川です。

 

木造住宅でよく見る柱等の材料に平仮名と数字が書いてあるの

みなさんご存知でしょうか。

 

 

 

この平仮名と数字は番付などと言われ大事なもので、工事を進めていく時に大工さんが図面を見ながら迷わないように

どこの部分の材料かがわかるようになっています。

 

 

こちらが実際の図面です。

 

X通りが　い～　の平仮名になり、Y通りが　1～　の数字になっていて、

交差しているところに番号が書いてある柱などを取り付けるようになっています。

 

1～　の数字はすぐ分かるのですが、「いろはにほへとちりぬるを」の平仮名表記はいまだに「ちり」ぐらいから

順番に数えていかないと何番目だったかなとわからなくなります。

 

昔から「いの一番に駆けつける」とか言いますが。一番最初、まっさきに、という意味で使われますが

その「いの一番」はこの番付から来ているそうで、

いろはにほへとの「い」と一二三の「一」で「いの一番」で「最初」を

意味するようになったと言われています。（いろいろな説はあるみたいですが・・・）